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Renaissance @ WOMB 2007/04/29/SUN Renaissance @ WOMB 2007/04/29/SUN party report index
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"Renaissance" @ WOMB


 Renaissanceブランドからの新しいMIX CDシリーズ"3D"をリリースしてからわずか一年、再びRenaissanceからリリースされたのがこの"The Masters Series Pt.9"。サトシトミイエ自身とAudioflyとのプロジェクトOpus Inkの新曲や、Jim Rivers、Nick ChaconaなどのSAW.REC関連アーティストのトラックを含めディープ&テックなテイストで紡がれるDisc 1、そしてGuy GerberやShlomi Aber、さらにはD'JulzやRadio Slaveまでを織り交ぜてよりピークタイム仕様に構成されたDisc 2、どちらをとっても文字通り"The Masters Series"な内容。まだ手元にない人は是非ご一聴を。さて、今回の凱旋はこの"The Masters Series Pt.9"のリリースを記念したリリースツアーの一環。このリリースツアーもかれこれ2月末から続いている長丁場で、今回のギグの前々日はフィリピン、前日はシンガポールとちょうどこの時期はアジアツアーの真っ最中。そんな日本でのツアーの舞台はもちろんWOMB。これまでWOMBで開催されるパーティー"Renaissance"のみならず、ラフォーレミュージアム六本木にてRenaissanceをフィーチャーして開催されたパーティー"CLUB PHAZON feat. Renaissance"はHernan Cattaneo、Nick Warren、Tiefschwarzを招聘して大好評を博すなど、RenaissanceとWOMBは切っても切れない仲なのです。

 そんなパーティー"Renaissance"のレジデントと言えばもちろんOHNISHIさん。僕がWOMBに入った時点で、重めのトラックで結構テンション高めにプレイ。彼のプレイは聴きに行こうと思いつつもなかなか聴きに行けないことが多いんだけど、今はなき青山Maniac Loveや麻布十番Missionから活躍していた大ベテランDJだけあっていつも安定していて安心して踊れる感じ。そんなOHNISHIさんのプレイでひとしきり踊った後、オープンから1時間半ほどでサトシトミイエに交代。交代したサトシトミイエは一度音を止めて、"The Masters Series"のDisc 1的なテイストでプレイ開始。テックながらもメロディアス、それでいてうまくテンションを下げず上げずにキープする曲をのっけから投入するところはさすがの一言です。毎度のことだけど、この一曲でフロアはすっかりトミイエ色、OHNISHIさんのビルドアップも功を奏して満杯のフロアがもう既にhands in the air状態。すげー。その次の曲では急に落ち着いたエレクトロニックトラックをかけ、フロアをコントロール。個人的には口角が「ニヤリ」と上がるのを制御できず、キモチワルイ表情を浮かべながらも黙々と踊る。

 プレイ開始一時間後くらいには、エレクトロニックなトラックとテックなトラックをローテーションしてじわじわフロアのテンションをキープする感じでプレイ。それにしてもWOMBの音の特長は高音がとてもよく映えるところ。そのサウンドシステムと高い天井で、ハットや高音域のシンセがまさにフロアに降り注ぐかのよう。この日サトシトミイエがプレイするトラックも、そんなWOMBの特長を活かすような曲が多く、その降り注ぐ高音に酔いしれる。しかもその酔いしれる間にディレイをかけていくもんだから、そりゃアタマがオカシくなって「ウォーッッッ」って奇声あげつつ踊り狂うのも仕方ないでしょ。さらに見上げると素晴らしいAIBAさんのライティング&レーザーワーク。これだけのゴージャスな設備は日本でもやはりageHaかここぐらいなもんですな。

 この日はもちろん「"The Masters Series Pt.9"のリリースパーティー!」ってのがテーマだけれども、この日のサトシトミイエはいい意味で"The Masters Series"っぽくない感じ。MIX CDはDisc 1もDisc 2もどちらかというとテックでグルーヴィー、でもテンポはそこまで早すぎず、というテイストだったけれども、今日のプレイは疾走感ありまくりのハードトラック連発で、フロアをぐいぐい引っ張っていく感じ。まさにこれこそが「完全フロア仕様のサトシトミイエ」。MIX CDでは決して聴くことのできない一面であります。そんなハードでシリアスなトラックに、これまたWOMBでお馴染みアイスシャワー(勝手に命名。要はフロアに向かって勢いよく噴射する冷房。)の噴射音が乗ってフロアのテンションは最高潮!!フロアの混雑っぷりに負けてラウンジに退避していたにもかかわらず、ついついラウンジで激踊りしたくなるくらいの勢いでございました。

 

 驚いたことに、ほんとにこの日はこのハード&シリアスなセットで最後まで突っ走りきった一晩でした。気づくともうパーティー終了間近の時間、フロアのお客さんにとってはもはや「ダンス」ではなく「エクササイズ」になってるんじゃ!?と思うくらいの踊らせっぷり。「こんな勢いのトミイエさんは久々に見たな……はぁはぁ」と僕自身もすっかりエクササイズにくたびれつつ、その勢いにびっくり。とはいえアンコールでは、Thom Yorke / The Eraserのサトシトミイエリミックスでシメ。The Eraserはいつ聴いても泣けます。

 というわけで、繰り返しになりますが振り返ると本当に「完全フロア仕様のサトシトミイエ」が聴けた一晩でした。サトシトミイエ本人も東京のオーディエンスのリアクションの良さ&クオリティにびっくりの一晩だったとのこと。MIX CDでももちろんサトシトミイエの良さは堪能できますが、やはりCDはCD、クラブはクラブ。まだサトシトミイエを生で聴いたことがないという方も、機会があれば是非一度聴いてみてください。新たな発見があると思います。というわけで次回の帰国ギグは恐らくまたもバースデーシーズンの11月頃か!?また半年ほどガマンが必要ですが、"The Masters Series"、"3D"、"ES"、"ES-B"などのMIXCD、そしてSAW.RECORDINGSのリリースを聴いてどうにかこうにか辛抱しましょう!!(矢部ユウ)

と、ユウ君は「ぶっ飛ばしてましたねえ」と言ってましたが、自分的には相当ディープなセットでした。こんなに「深い」選曲でこの盛り上がりはブエノスアイレスか東京だけだなあと勝手に思ってたんだけど。もしかしてお客さんの受け取り方は全然違ってたりして、、。(富家)

 
Text:YOU YABE
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Renaissance presents 3D: Satoshi Tomiie Renaissance presents 3D: Satoshi Tomiie
Renaissance presents 3D: Satoshi Tomiie
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Renaissance presents 3D: Satoshi Tomiie
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